病気の話

はな

好酸球性副鼻腔炎

診断・治療

慢性副鼻腔炎の中の特殊なものとして、好酸球が局所に多く出現する好酸球性副鼻腔炎があります。好酸球性副鼻腔炎は難治性で従来の治療が効きにくく、適切な診断が必要です。喘息を合併していたり、匂いがしない、あるいはわかりにくいという症状があったり、鼻茸を伴うことが特徴です。長引く鼻閉や鼻汁があるときはファイバースコープで鼻の中の診察をして鼻茸ができているかを確認することや、CTで副鼻腔の状態を確認すること、血液検査で好酸球の数値を確認すること、を行い正確な診断をすることが治療につながります。

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